ガスコンロの点火不良の症状は様々です．故障の症状で修理方法は変わってきます．詳しい症状についてはこちらをご確認ください．
点火はするが手を離すと火が消える
リンナイ製RD320STSは点火ボタンが押し回しのツマミになっていて，点火する際は点火ツマミを押しながら反時計周りに回すことで点火します．今回の故障の症状は点火はするがツマミから手を離すと火が消えます．
原因
正常な時，点火ツマミ押し回ししている間は強制的にマグネット電磁弁を開の状態にしていますが，手を離してからは基板からの信号で電磁弁が開の状態を保持します．電磁弁が開の状態を保持できない為に火が消えてしますのです．電磁弁の劣化やマイクロスイッチの劣化が原因と考えられます．
修理方法
セーフティコック組立という部品（マグネット電磁弁やマイクロスイッチが組み込まれたユニット部品）を交換することで改善します．片側だけ調子が悪くても先の事を考えて両バーナーの部品を交換するのが望ましいと思います．
腐食がひどい場合
ガスコンロは吹きこぼれが長期にわたって繰り返し行われると，内部が腐食したり部品を固定するビスが腐食します．あまりにも腐食がひどい場合は部品交換ができなかったり安全性に問題が出る事もあります．その場合は本体交換を検討した方が良いでしょう．
修理，お取替のご相談はガス機器が得意なAOBITECH（株）までお気軽にお問い合わせください．