リンナイ製ビルトインコンロ(型式RD320STS、プロパンガス用)の修理ガイド: 奥側バーナー点火不良

リンナイ製のビルトインコンロRD320STS(プロパンガス用)では、奥側バーナーが点火しないという問題が発生することがあります。この問題は家庭内のキッチン作業に大きな支障をきたすため、迅速な対応が求められます。ここでは、この問題の詳細、原因、および修理方法について説明します。

故障状況

  • 型式: RD320STS(プロパンガス用)
  • 故障状況: 奥側のバーナーが点火しない。点火ボタンを押してもスパークが発生せず、その結果、ガスが出ても火がつかない。

原因

この故障の原因は、マイクロスイッチの故障にあります。マイクロスイッチは、点火ボタンが押されたときにスパークを生成する信号を送信する重要な部品です。このスイッチが適切に機能しない場合、バーナーは点火できません。

修理内容

この問題を解決するためには、セーフティコック組立(マイクロスイッチを含む)の交換が必要です。修理は以下の手順で行います。

  1. 安全確保: 電源をオフにし、ガスの供給を完全に停止します。
  2. アクセス: コンロの上部を開け、故障したセーフティコック組立をアクセスできるようにします。
  3. 交換作業: 故障したセーフティコック組立を慎重に取り外し、新しい部品に交換します。
  4. 機能テスト: 交換後、電源とガスを再度接続し、バーナーが正常に点火するかを確認します。
  5. 再組立: 全てのテストが正常に完了したら、コンロを元の状態に戻します。

注意事項

  • プロパンガス用の機器には特有の注意が必要です。プロパンガスは天然ガスよりも重いため、漏れがある場合は床近くにガスが溜まりやすくなります。作業前後には、必ずガス漏れのチェックを行ってください。
  • ガス機器の修理は専門的な知識と技術が必要です。ガス機器専門の修理業者に依頼してください。

このガイドに沿って、リンナイ製ビルトインコンロRD320STSの奥側バーナー点火不良問題に対処し、再び安全かつ効率的にキッチン作業を行えるようにしましょう。

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