はじめに
パロマ製ガス給湯器(型式:PH-203EW)を使用している方で、本体から水が漏れている問題に直面している場合、内胴サーミスタのOリングが劣化している可能性があります。この記事では、Oリングの交換手順について解説し、修理方法を提供します。
水漏れの原因と診断
- 原因: 内胴サーミスタのOリング劣化。内胴サーミスタは熱交換器出口に位置し、湯温を計るためのセンサーです。このセンサーのOリングが劣化すると、結果として水漏れが発生します。
- 診断: 水漏れが見られる場合、内胴サーミスタ周辺を確認してOリングの状態をチェックします。
修理方法:Oリングの交換
Oリングの交換は、給湯器の寿命を延ばし、効率的な運用を保つために重要なメンテナンス作業です。以下に、Oリング(サイズP-6)の交換手順を説明します。
- 安全の確保: 修理作業を始める前に、給湯器の電源を切り、ガスと水の供給を停止してください。
- アクセスと準備: 給湯器のカバーを外して、内胴サーミスタへのアクセスを確保します。内胴サーミスタは熱交換器の左上の方の銅管に位置します。
- Oリングの取り外しと交換: 劣化したOリングを慎重に取り外し、新しいOリング(サイズP-6)に交換します。
- 再接続とテスト: 新しいOリングを取り付けた後、すべてを再接続し、電源と水、ガスを再開します。その後、水漏れが解消されたかを確認します。
結論
パロマガス給湯器PH-203EWで水漏れが発生した場合、内胴サーミスタのOリング劣化が一因と考えられます。適切な修理を行うことで、安全かつ効率的に給湯器を再び使用することが可能です。ガス給湯器の修理は専門知識を要するため、信頼できる業者さんに依頼することをお勧めいたします。
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